2006

12.07

« 文明で説得してくれ »

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龍應台,文明で説得してくれ(請用文明來說服我),時報出版,ISBN:9571345016 ,2006-07-17初版,平裝280ページ

気品がないと、権力は災いとなる
文明がないと、国はただの野獣になる
台湾のリーダーは見なくてはいけない、中国の権力者は見ずに入られない
両岸三地のチャイナが難局で、新時代への模索、
野火から氷点、当代最も独立なペンの持ち手
2006年チャイナ社会で爆発力100%の本


《文明で説得してくれ》は龍應台の最新作。全書は2篇に分かれてある。第1篇は龍應台が長年香港に滞在し、各地への講座や文章などを収録している。その内容とは文化と経済の由来が同じの両岸三地のチャイナ社会だが、意識が分岐して現在の難局に至るまでの考え方、更に起こったばかりの台湾総統罷免案についての評論と彼女が香港行政長官への手紙、去年連戦と宋楚瑜が中国へ訪問する際、彼女が全力を入れて書いた《あなたが知らずにはいけない台湾》、そして中国領導者である胡錦濤への公開手紙《文明で説得してくれ》などをも収録している。
第2篇は第1篇に収録された最後の両大文章からよる物だ。この二つの文章は中国共産主義青年団傘下の中国青年報の《氷点》週刊誌で発表され、中国の権力高層に騒ぎになり、《氷点》を「停刊整頓」まで命令を下した。文章の刊行を停刊まで、総編集者である李大同氏は事件を詳しく説明した。龍應台も《一人のノート》を通して、内心の焦りを表した。全事件は台湾、中国の知識人に反対、罵倒、好まない、激賞など、四つの反応を呼んだ。第2篇は文章の刊行から停刊まで、台湾の《蘋果日報》、シンガポールの《聯合早報》、香港の《アジア週刊Yazhou Zhoukan》、BBC中国語ネットなどのチャイナマスコミが当事件への報道や注目を収録した。現実を直撃する深い警告は多くの人々が抑えてきた憂鬱を感動し、読まないわけには行かない本だ。

龍應台
家系は中国湖南衡山、1952年台湾高雄大寮郷出身。1974年成功大学外国語学科から卒業し、1983年アメリカのカンザス州立大学イギリス、アメリカ文学博士を獲得した。
1991年から1999年まで、ドイツに一時滞在し、ハイデルベルクで研究に従事した。1999年に台北市文化局局長に勤め、2003年香港城市大学で客員教授になった。2005年9月龍應台が台湾に帰り、国立清華大学の教授に勤め、清華思想サロンを創った。
著作は:1984年11月20日龍應台の初投書《中国人、なぜ怒らないの?》が刊行され、鋭い文章の綴り方と独特的な観察が読者の注目と反響を起こした。1985年3月「野火」が定番コーナーになり、《梅毒にかかった母親》、《幼稚園大学》、《騒がない一代》など素晴らしい社会文化評論が続々コピーして配られ、張られた。1985年12月《野火集》に集結され、21日で24版も印刷を繰り返し、出版界の記録を作り上げた。そして、龍應台はチャイナ文界で文化人と公共知識人として皆に知らされた。「野火」は時代の代名詞になり、1980年代の台湾人の共同記憶の中で、何時になっても忘れられない印となった。
「龍應台」という名前は台湾社会が民主化の経歴においての代表的単語となって、戒厳後の思想と文化の改造にはある程度の影響を与えた。彼女の文字のスタイルの幅は極めて大きく、著作した文学論、エッセイ、小説などの作品は、ついつい違った一面を見せた。例えば文章が鋭い《野火集》、《中国人、なぜ怒らないの?》などの評論集、文化意識が深い《百年思索》、《海に面した時》など、そして穏やかな《子供よ、ゆっくりして》のエッセイなど。

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    2006

11.28

« 独立の価値 »

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曹長青,独立の価値(獨立的價値),玉山社出版,2004/12/1,初版:13cm ×21cm,平裝304頁,ISBN:9867375181

独立というのは人間としての自由とプライドを追求することで、邪悪なことではない。独裁なら人間としての自由とプライドを奪うことで、これこそ邪悪なのだ。独立と統一とも価値の標準と原則ではなく、人間の選択する権利を尊重するこそ正真正銘の最終価値である。曹長青は自由と民主を以って、いわゆる世間の価値の角度から、台湾独立、チベット独立及び新疆独立についての考え方を述べた。
長年以来、私は台湾の民主の進路により多くの関心を持ってきたが、いつも台湾人民の自決権を支持してきたが、その関心と支持は常に理性的、抽象的、理念化の範囲に囲まれていた。たが2003年10月から2004年にかけての台湾総統選挙前後、何度も台湾へイベントに誘われ、自分の目で急遽転化している台湾社会を見ることができたので、台湾との心理的の距離をあっという間に縮まった。
こういったダイレクトな、至近距離から得た台湾の観察と理解から、私は以前から理性と理念で台湾への支持の正しさを改めて確信した。多くの友たちは台湾の支離破滅に見えそうな現状に案じて、焦っているが、私には楽観的だった。台湾はまさに新生児を生む最中の陣痛期にいると思う。苦痛はあるが、間違いなく楽しみもあり、そして赤ちゃんが生まれてからの喜びと平静を手に入れる。
本社は台湾独立、チベット独立と新疆独立に関連する文章を集めた。三箇所は明らかに違っていて、各自の現実と操作の特殊性があるが、私の注目する原則は同じだ。それは人民の自決権である。(本書あとがきより)

曹長青
中国黒竜江省出身、1982年黒竜江大学中文学科を卒業した。早期は詩の創作をし、中国で百余りの詩を発表し、共同著作で《詩の技》と《中国現代主義詩群大観》を出版した。
後に報道界に入り、《深圳青年報》の副編集長を勤め、当紙は80年代において中国の大胆な言論である新聞紙のその一で、後政府に閉鎖された。1988年アメリカに渡り、コロンビア大学東アジア研究所とハワイ東西センターで報道を研究した。後に創作を専念し、香港、台湾の多くの新聞紙にコーナーを書き、《中国大陸の知識人のチベット論》を編集した。現在ニューヨーク在住、創作に専念している。

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